人気ブログランキング | 話題のタグを見る

Les Films            de la Colombe d'Or       白鳩が金の鳩に輝き大空を舞うように、映像を語る!  ーコロンブドールー      L'information&La note


by Colombedor

慶春 元旦から映画三昧!

「昭和残侠伝 人斬り唐獅子」 DVD 東映東京作品
goo映画 解説
ポスター
二年参り いや二年映画鑑賞 
師である 山下耕作監督作品で年を越しました。
勿論、除夜の音と共に・・・・合掌。
そして賀正迎えさせて戴きました。
京都の山下家から分けて戴いた、
山下監督の写真もまた微笑んでおられました。

躍進するよい年になると確信させて頂きました!

朝から快調、一年の計は元旦に有り候、
   映画鑑賞で仕事始め!

慶春 元旦から映画三昧!_a0016177_213456.jpg

「僕の彼女紹介しますーWINDSTRUCK-」 丸の内プラゼール
名曲Knockin on Heaven's Door付き公式サイト
今年最初の映画は、BOKUKANOでした。
公開初日に、新宿で鑑賞しましたがどうしても丸の内プラゼールで
改めて観たくなりトップバッター作品になりました。
プラゼールで観て、音響の良さ分、なお感動しました。
プロローグから流れる生ギターの音楽Knockin on Heaven's Doorが聞こえた途端、
以前二度観ているから、なお胸が痛くなりカタルシス katharsis状態になり
クァク・ジェヨン監督ワールドに浸りました。
初頭から大満足!!



慶春 元旦から映画三昧!_a0016177_12193590.jpg

次にアラン・レネ監督とオドレイ・トトゥの
「巴里の恋愛協奏曲」 日比谷シャンテ・シネ2
軽快な劇中オペレッタ付き公式サイト
この作品知らずに、ポスターを見たらこの二人の名前があったので飛び込み鑑賞となりました。
「アメリ」のオドレイ・トトゥがオペレッタ映画に・・・、ワクワク観てしまいました。
1925年の巴里を舞台にした、本当にオシャレな映画で、夢心地でした。
巴里の1920年台は、”狂気の巴里”とよばれるくらい何でもありの時代であり、
面白い人々が集まり、新しい芸術が生まれた時代でした。
その芸術家たちに有名な女性に”キキ”がモンパルナスで華を輝かせていた女性の時代でもありました。
オドレイ・トトゥが私にはキキに見えて愉しみも倍増しました。
映画ではアールデコのモダニズムを皮肉っていましたが・・・・。
そのような人々が集まった場所が、この映画の舞台でもある
”サロン”だったのでしょうか・・・・。
そんな見方をしながら、エスプリのある男と女の会話を
ダリー・コール演じる管理人ごとく”覗き見する”ような感覚で聞き、
観る映画はゴージャスです。
また、つい口ずさんでしまいそうな歌が目白押しで愉しめました。
公式サイトにある、MUSIC2、4番は特に私のお気に入りです。
気に入りましたら、劇場に足を運んでください。

goo映画 巴里の恋愛協奏曲



慶春 元旦から映画三昧!_a0016177_2141728.jpg

そして
「アンナとロッテ」 有楽町スバル座
ドラマの時代背景付き公式サイト
予告編を見てから、是非観たいと切望していた作品でした。
この舞台背景も1926年から始まりました。
華の都では、狂気のモダニズムで、ドイツでは生活貧困から狂気の軍隊の足音が
聞こえ始めてきていました。
そんな観点から上記「巴里の恋愛協奏曲」と比べてみますと複雑な感じでした。
双子の姉妹を通して、時代の犠牲者をドラマチックに描いていました。
ドラマの背景に戦争が重く圧し掛かっていますが、あまり説教臭くなく
双子姉妹の人生の不条理なめぐりあわせに心打たれました。
そしてー貧困と無知ーが戦争を引き起こし、双子の姉妹の如き国民の多くが犠牲になったことを
改めて考えました。
アンナとロッテ双子の姉妹は、東欧州の政治的分割された国々の市民の
象徴と解釈するとこの映画理解しやすいかもしれません。

元旦から映画三昧! 一年の計元旦に有り
ついでに、
さっきまで、TV東京系放映していました
「国盗り物語」
監督の一人に、以前東映京都でお世話になりました
森本浩史監督でした。
嬉しく、懐かしくBLOGしながら一挙観てしまいました。
森本浩史監督
by Colombedor | 2005-01-03 02:14 | La Colombe d'Or