Les Films            de la Colombe d'Or       白鳩が金の鳩に輝き大空を舞うように、映像を語る!  ーコロンブドールー      L'information&La note


by Colombedor

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南風洋子さん旅立つ

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南風洋子さんの告別式が中野は坂上 宝仙寺で十時三十分からしめやかに営まれました。
生前を偲ぶ多数の方々からの献花に包まれた中で、最後の舞台になりました
「林の中のナポリ」の原作者 山田太一氏と共演した樫山文枝さん、
民芸のご親友の米倉 斉加年さんが弔辞を読まれました。
弔辞には、各三氏とも最後の舞台の壮絶な様子を話されていました。
痛みを堪えながら、まったく痛みなどなかったように演じ、
いやそれ以上に情熱を注いだ女優魂となって演じていたと三氏共に涙ながら話され、生前の南風洋子さんを偲びておられました。

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法要、最後の南風洋子さんとのお別れが終わり、
南風洋子さんの心のよう美しい青空のもと、
江戸時代から有名で由緒ある三重の塔の前から、天国に召される南風洋子さんの様子を
ゆかりある人々 約350人が参列し、見送られました。              合 奏

                戒名 南風院光室智洋大姉

南風洋子さん告別式に350人参列 日刊スポーツ

南風洋子さん通夜に400人が参列…出演舞台の写真20点も展示 産経スポーツ
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by colombedor | 2007-08-24 09:15 | La Colombe d'Or
19日、午後 劇団民藝の女優で若杉光夫監督婦人 南風洋子さんが
すい臓がんでお亡くなりになりました。

  南風洋子様のご逝去の報に接し、
    在りし日のお姿を偲び、
  心からご冥福をお祈りいたします。


 つい最近公演した、主演舞台「林の中のナポリ」において、
新聞の演劇評で高い評価を得ていて、ますます輝いて元気の様子
嬉しく思っていたやさきにこの訃報は大変こころ痛むところです。

[評]林の中のナポリ(劇団民芸) 南風洋子の確かな存在感 読売新聞

山田太一が劇団民芸に書き下ろした「林の中のナポリ」 朝日新聞

何度か監督のご自宅にあがらせて戴き、南風洋子さんとともに時間を過ごさせて戴いた
事も深く脳裏に焼き付いています。
 一度、映画研究の書籍を多数出版されている円尾氏と御自宅に参りました時があり、
南風さんが、夜 ミュージカル舞台の初日稽古が終わり帰られた時、
その初日稽古が ”いっぺんで(みんなが)あって、あまりに良く出来た” と
意気揚々と帰ってこられた様子が特に印象的です。
そのミュージカルもやはり好評でした。

また、先の円尾敏郎氏が南風洋子さんと若杉光夫監督の出会いの映画
『和蘭囃子』(’54 新東宝)をアテネ・フランセで上映したときには、
ご家族で観に来て頂きました。
なにか映画鑑賞後ほのぼのした感じがしたのを今でも覚えています。

さらに、私が北乃宮 宇都宮にいた頃には、民藝の舞台公演で来て頂いたり、
更にご家族で演出出演、そして日活の青春スターで若杉監督が育てた、
浜田光夫さんが客演の舞台公演も行ってくれました。

『晴れのちくもり時々涙…』

女優南風洋子さんの生前の功績は、
多大な舞台の民衆演劇の高揚がありますが、それ以外に特に、
女優南風洋子さん、若杉光夫監督 ”ご夫婦” がいなければ、日活青春映画が存在しなく、
日本の高度成長の若者に
ー純愛ーの夢を与える事もないままぎくしゃくした社会になっていたことでしょう。
このご夫婦の御蔭で日本が戦後の世知辛い社会に一風の清々しい南風が吹き
情のある世の中が華開いたと断言できるからです・・・・。
と、申し上げるのも、
あの日本を代表する映画女優 吉永小百合さんがまだ新人の頃、若杉監督作品の
映画『カラスの中の少女』で女優開眼したのも、当時悩み多き少女の吉永さんを撮影後、
御夫婦で御自宅に泊めさせー愛と情ーを与えたからだと思います。

まだまだ、話は尽きませんが・・・・・御冥福をお祈りします。


通夜は22日午後6時、葬儀は23日午前10時30分から

東京都中野区中央2の33の3の宝仙寺で

喪主は長女で俳優の若杉民(たみ)さん   連絡先は劇団民芸(044・987・7711)

葬儀会場  宝仙寺 地図  



訃報:南風洋子さん77歳=女優 毎日新聞

俳優の南風洋子さん死去 朝日新聞

おくやみ 南風洋子さん=女優 読売新聞

劇団民藝 南風洋子(みなかぜ ようこ)さんHP 劇団民藝


南風洋子さん 最後に観た主演作品は今年フイルムセンターでの上映映画
 『首』(’68年 東宝 森谷司郎監督)の社会的な映画を観られたのは幸いでした。
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by colombedor | 2007-08-21 09:23 | Paroles