Les Films            de la Colombe d'Or       白鳩が金の鳩に輝き大空を舞うように、映像を語る!  ーコロンブドールー      L'information&La note


by Colombedor

中沢啓治さん死去 謹んでお悔やみ申しあげます

        御訃報に接し、心から哀悼の意を表し
        御生前の御功績を偲び、ご冥福をお祈りいたします。


漫画「はだしのゲン」で著名な漫画家 中沢啓治さんが12月19日午後2時10分、
広島市民病院で死去されました。
死因は肺がんで73歳だそうです。すでに今月12月21日に家族葬を広島で執り行ったそうでう。

 中沢啓治さんとは、中沢プロ自主製作作品映画「お好み八ちゃん」(1999年)の現場につかせて頂きました。当時は全く漫画をみなかったので「はだしのゲン」も題名ぐらいしか知らなかったので、中沢さんとご一緒にその被曝した広島に行き、直接広島の原爆の話をお伺い出来ましたので、なおいっそうその恐ろしさを強く感じた次第です。
 特に中沢さんの母校小学校の校庭で撮影した後、6歳小学一年生の当時、登校途中に同校校門付近で原爆投下にあい、その近くの塀が倒れ下敷きになりました。しかしそれが運良く原爆の熱線から身を守り命は取り留めた当時の事を話されました。しかしその時、被爆したことも話してくれました。撮影当時、すでにお体が悪く、時に急に力なくハアハアする時もありキャスト、スタッフハラハラしたことも何度かありました・・・。
 その広島の話は、撮影前の所沢のご自宅でのスタッフの顔合わせから少しづつ話されていましたので中沢さんがその広島で映画を撮り、ヒットし多くの方に観て頂き感じて貰いたいという心意気を感じていました。
 作品のメインキャスト、スタッフは広島在住中心ので行い、私ほか数名映画技術系だけが県外以外から呼ばれましたが、中沢さん中心に同じ釜の飯を食べ県外スタッフも一ヶ月強(準備パートは正月明けから春まで)の合宿で皆広島県民にとけ込んでいました。現在でもその頃の広島の方々との交流も続き、このような広島での経験も
中沢さんの御蔭だと感謝している次第です。
 中沢さんと一緒に映画を作った事は一つの誇りであります。真にありがとうございます。
  安らかにご永眠されますようお祈りいたします。     合 掌      Youzo
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by colombedor | 2012-12-30 14:32 | La Colombe d'Or